安全な遊び場と遊具
安全な遊び場と遊具
オランダの学者ヨハン・ホイジンガーの有名な著書「ホモ・ルーデンス」は「遊びは文化より古い」という文章で始まっている。
子どもを遊ばせたり、子ども以外の、あらゆる人々に遊びのチャンスを与えることは、社会がないがしろにしてはいけない非常に重要な課題であり、また義務でもあります。
子どもたちは、「遊び」の中から色々な事を学んで育っていきます。体力はもとより、情操、協調性、社会性等を身につけ自分自身の体と心の調整を身につけていきます。
株式会社イシヌキでは、遊具の安全を考慮する際に子どもの遊びの中にある危険性が遊びの価値のひとつでもあるという考えで、事故を未然に回避する能力を育むような危険性、あるいは子どもが判断可能な、危険性であるリスクと、事故につながる危険性、あるいは子どもが判断不可能な危険性であるハザードと区別して考え、リスクは適切に管理し、ハザードは除去するように心がけ研究開発を行っています。
遊具の安全に関する協会規準JPFA-S:2014
平成26年6月、国土交通省の「都市公園における遊具の安全確保に関する指針(改訂版)」と、遊具メーカーで構成された(一社)日本公園施設業協会より「遊具の安全に関する協会規準JPFA-S:2014」が公開されています。次代を担う子どもたちのために「遊びの価値」を尊重しながら、遊びに使用する機具を適切に管理し、新製品や既存の製品についても、新規準に基づいて、開発、改良し、ステッカーやシールで表示しています。