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山本行文氏ご紹介

SKY(スカイ)

車いすマラソン練習機への思い(ルームランナー)

 ルームランナーを考案するきっかけとなったのは、1982年の第2回大分国際車いすマラソン大会でした。
この大会に参加した私は、国内2位ではあったものの総合9位と、海外の選手たちとの歴然たるタイム差を見せ付けられました。その差がどこに起因しているのかを考察し、それは練習環境の差によるものであると判断しました。海外の選手たちが練習に利用する道路は、広くまた交通量が少ないなど安全性も高く、そんな環境が彼らのより豊富な練習量へとつながっていたのです。

 まずは、国内1位という目標を掲げ挑戦することにしました。
更に、第3回大分車いすマラソン大会では、ハーフマラソンに加え新たにフルマラソンも実施されることになり、これまでの限られた時間(早朝または退社後から日没まで等)、短い練習コース(職場敷地内の役500mの周回路)という練習内容では、目標の達成は到底できないと思いました。
この状況を解決できる何か方法はないかと試行錯誤の末、健常者が使用する室内のランニング用ルームランナーをヒントに、鉄工所(注)の友人と相談しながらできたのが日本初の車いす用屋内練習機でした。
このルームランナーを練習に使用して、第3回大会では国内1位という目標を達成することができました。

 この成績は、まさにルームランナーによる練習の成果と言っても過言ではないと考えました。
そこで、より道路を走行する状態に近づけるために、さらにルームランナーの改善に努め、また負荷を設定できるようにするなどの開発もし、これまでに7回のモデルチェンジをしてきました。
 私は、このルームランナーによって、天候に左右される事なく計画したトレーニングを消化することができ、事故を心配することもなく安心して思いきりトレーニングができました。
私にとって、このルームランナーは掛け替えのないパートナーとなり、この良きパートナーのお陰で大分国際車いすマラソン大会において国内7連覇を達成することができ、これは私にとって一生の思い出となっています。

 このSKYは、私のこれまでのルームランナー開発の経験を生かして作り出した最高のルームランナーです。
競技としてトラック各種目や車いすマラソンに取り組む人、あるいは健康増進のために車いすジョギングをする人が、自分一人で乗り降りすることができ、セッティングもできる、安心して安全に練習をするためのルームランナーです。また、装備として負荷装置やスピードメーターが設置でき、いろいろなニーズに対応できるようになっています。
自己記録の更新を目指す人や健康維持促進をはかりたい人には便利な1台ではないでしょうか。

最後にSKYとは、You can be a King of Speed
      (君もスピードのキングになれる)

あなたもSKYを使ってスピードの限界に挑戦してみませんか?


:弊社ではございません。
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